DOWN

2008-12-30

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4 : 失ったパズルのピース

 出来るだけ前向きに生きようとぼくは試みた。だから、これから自分の身に起きることは、自分でどうにか出来るものだと思ったりもした。自分の振る舞いで、きっとどうにかなるものだと思った。

 けれど、実際はそうじゃない。努力しても届かない。ぼくはどうやっても、ぼくの思う普通の人になれない。いつまでたっても理想の自分になれない。そういう風に思わざるを得ない。

 こうやって諦めているようなことを書きながら、どこかで自分は、きっと大丈夫だなんて思ったりしてるのに、心底気分が悪くなる。結局、すべては自分に回帰する。自分のことだけしか考えていない己に、気が狂いそうになる。

 ぼくもしあわせになりたい。ぼくはしあわせになれない、諦めよう。

 相反する事柄が同時に存在していて、一方が消えることはない。

 仮にそれが普通だったとしても、ぼくはもう終わってしまっているのかもしれない。ぼくはもう、何かが損なわれている。

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3 : 憑かれてみたい

 一度で良いから憑かれてみたい。さらさら長髪、美少女の幽霊。

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2 : 夢の中で

 眠い時は決まってソファーで寝てます。起きたときに髪はぼさぼさになってしまって、とても困ってしまうのですけど、ついつい、ふかふかのソファーで横になっていると、寝ちゃうのです。暖房の効いている部屋で、ぽかぽか。あったかいのです。

 夢に落ちると、決まって遠い昔の思い出の中に放り出されます。昨日は、神社に一人、厚着をして、おみくじを引きに行ったときのことを夢で見ました。あのときは、わたしは中学生で、来年高校受験でした。受験シーズンまっただ中だったので、いえ、そうじゃなくても、わたしにはずっと彼氏がいなくて、なんだか寂しくて。好きな人もいなかったから、いつ素敵な人と巡り会えるのかなー、なんて勉強しながら思っていました。

 ある朝にふと神社でおみくじを引いたら、それがわかるじゃないかって思って、今だとなんだか恥ずかしくなっちゃうけど、待ち人とか、恋愛のこととか、知りたくて、神社に向かったのです。本当に朝早くだったので、外はとても寒かったです。山奥にある神社へ、真っ白な霧の中を通って行きました。ほんの少しの先も見えないのに、なぜかそのときは使命感みたいなのがあって、怖くなったのを覚えています。不思議ですよね。今だときっと無理かもです。

 賽銭箱にお金を入れて、もちろん5円です。ご縁がありますように、って。良いことがありますようにー、ってお願いとかもして、その後おみくじを引きました。大吉でした。なんだかうれしかったです。待ち人の欄は、来る。恋愛の欄は、誠意を尽くせ、でした。わたしは、そうかーそうかー、って朝日を見ながら思いました。未来に思いをはせました。ちょっと顔がにへらってしてたかもです。いえ、してました。

 昨日はそこで目が覚めました。くしゅん。ソファーで寝てたせいか、ちょっぴり汗をかいてしまったので、すぐに着替えました。風邪を引きやすいので困ります。そして、お水を一杯飲んで落ち着きました。

 いまだにわたしには待ち人は来ないし、誠意を尽くす相手もいないけど、いつかきっとくると思って、中学生だったあのときみたいに、わたしは未来に思いをはせています。

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1 : 男って

 だから男って最悪、ってあたしはよく思う。それは、もともと男って本当に馬鹿だって思っているからだし、もちろんそれがすべての男の人に言えるとは限らないけれど、大部分言えることは経験上、たぶん正しい。特に、一番あたしが嫌いなのは実現不可能な理想を語る男。理想だけで飯が食べられるのかっていうのよ。ほんと。理想をたくさん女の前で並び立てたら女は喜ぶって平気で思ってる。とても馬鹿だ。そんなに世の中甘くないってわかってないのかしら? わかってるけど目をそらしてる? いい大人なんだから現実見てよって感じ。はー。ため息が出ちゃうわ、ほんと。ため息をつくたびに、福を逃してるのかもしれない。はーはーはー。巡り巡っていつかは福が戻ってきますように。

 なんてね。

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