2006-03-31
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2 : Diary Date : 2006-01-03
村田みい Mii Murata
「わ、私っ。いっぱいいっぱいお祈りしますぅ。あっ。そ、その前に――」相子はポッケから財布を取り出して、あたしに五円玉をくれた。
「みいちゃんも一緒に五円玉を投げるですぅ」ちょっぴり頬をぴんく色にして、えへへと、照れながら言う相子。「う、うん」
きゅうん。その姿を見て、あたしは相子をぎゅっと抱きしめたくなる衝動に駆られた。ぐぐぐ。が、がまん。
相子は五円玉をひしっと握って、えいっと投げた。ちゃりりん。あたしも、えい。ちゃりりん。ガラガラするやつを2人でもって、がらりんがらりん。
ぱしっぱしっと手をたたいて、祈るあたしたち。
――今年はもうちょっとかわいくなれますように。
あたしはほんの少し、ほんの少しだけ祈ってみた。祈り終わって、横の相子をちらりと見てみると、相子は祈りつつ顔をだんだん赤くしていた。何を祈ってるのかなー? じっと見ていると、相子ははっと気づいて、手で顔を隠して
「あわわっ。な、何をお祈りしたのかはひ、秘密ですぅう」
「何なにー? あたしに隠し事するのー?」へへ。
「み、みいちゃんでも、内緒ないしょなのですぅっ。だ、だめぇっ」
「ふーん」オロオロしている相子を見ていると、かわいくて仕方がない。それで、ついついじーっと、見てしまうあたしは意地悪だなあって思った。
「あっ! お、おみくじ売り場がありますー。わ、私、ちょっぴり買ってきますぅっ」逃げたな。にやり。
:)
相子のおみくじの結果は大吉だった。すごく久しぶりの大吉だったのか、相子はしきりに「びっくりどっきりですー」と言っていた。そしておみくじの「待人」の所に、「来る つれがある」と書いてあったのを帰り際何度も見直しては、えへへと目をきらきらさせつつ、うっとり。
その姿を見ていて――なぜか、なんとなく、あたしは数日前の、アイツに相子の手相を見てもらった時のことを思い出した。アイツは相子の手相を見て、ウムムと悩んだ後、相子には「手が小さくてかわいい」と言い(そのためか、もちろん相子は「えええっ」と手相との関係をずっと悩んでいた)、そして、あたしにこっそりと「うーん……たぶん間違いだとは思うけど、もしかすると近く、相ちゃんに敵が現れるかもしれん。ウーム……」
そんなことを言っていた(もちろん、あたしは「イカサマー!」と言いアイツを殴っておいた)。
ま。どうでもいっか。あたしもおみくじを引いてみる。
:)
凶だった。がっくし。
お屋敷で働くメイド「山田相子」が、自分のサイトや自分のお気に入りサイトからRSSを取得し、最新記事順に並び替えて更新しています。
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1 : Diary Date : 2005-12-27
一文字ぴよこ Piyoko Ichimonnji
上の3つの絵に関しては、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(帰属 - 同一条件許諾 2.1 日本)の下でライセンスされています。著作者はわたし、一文字ぴよこです。
2006-03-28
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1 : Diary Date : 2005-12-26
一文字ぴよこ Piyoko Ichimonnji
いつもは路上で絵を売ってるけど、今日からわたしが描いた絵を配信してみることにしてみました。
※著作権は放棄してませんけど(もちろん、わたし、一文字ぴよこがもってます)、素材として自由に使ってもらってもかまわないです。
加工も自由にどうぞ。
:)
上の3つの絵に関しては、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(帰属 - 同一条件許諾 2.1 日本)の下でライセンスされています。著作者はわたし、一文字ぴよこです。
2006-03-24
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1 : Diary Date : 2006-01-01
塩谷シュガー Sugar Shiotani
俺たちは毎年恒例の年賀状探し。山のように届く、マスター、つまり、あいつ宛の年賀状の中から自分たち宛の年賀状を探しているのである。気分はまるでトレジャーハンター。イトイ! 埋蔵金はどこじゃ! ごそごそごそごそ。
いつものくつろぎルームで作業できればいいんだけれど、どうも量が量だから、長いテーブルと、ものすごい豪華そうな椅子がいっぱいある部屋で俺らは作業をすることにした(みいちゃんの話だと、正餐室と正式には言うらしい)。
ま、あれだ。パーティに招かれた人たちがディナーを食べたりする所らしいんだが、パーティが開かれたことなんて、まったくなかったし、よーわからん! 俺もこみっくでパーティしてえ! そんな風に思いつつ、テーブルに置かれた年賀状をチェックしてく俺。
何時間もしていると、飽きてしまいそうになるから俺は「いちまーい。にーまい。さーんまぁーい……それは皿じゃあー」なんて独り言のように、一人ボケ、一人ツッコミをするが、笑ってくれるのは相ちゃんくらい。みいちゃんからは無言のプレッシャーをひしひしと感じる。うははは。そのプレッシャーが、ちょっと気持ちいい。
:)
「あっ、みいちゃん宛があったですぅ。はいっ」相ちゃんはみいちゃんに、にこにこしながら、両手でプレゼントする感じで渡している。「あっ、ありがと」すごくうれしそうなみいちゃん。にやにやしてるのがわかる。
俺はちょっとジェラる。←ジャミラじゃないよ。
しばらくの間、黙々と作業する俺たち。
ん。あいつの。ん。あいつの。ん。あいつの。ん。あいつの。
――だが、静寂はすぐさま破られた。相ちゃんのちっちゃな「ひええっ」という声で。
声を聞いて俺は「どどどど、どうした!」遊んでないけれど、作りかけのはがきピラミッドを崩してしまった。あ、遊んでないよ!
「な、何っ!? 相子っ。ど、どうしたの?」みいちゃんは隣の相子の手元を覗き込む。「そ、そのっ……し、試験のお知らせが、き、来てますぅうう」
「う……。メイド試験のお知らせね……」イカリングだと思って食べたらオニオンリングだった時のような顔のみいちゃん。「嫌よね……相子……」
「今年はその年だったかー。うはは。4年に1度のメイド試験。オリンピックみたいだよなあ」もう4年もたったかーと俺はしみじみ。時間って進むのが早いわね。「相ちゃんもみいちゃんもがんばってねん」
「は、はいですぅ……が、がんばりますっ。で、でもでも、わ、私、試験はとってもとっても苦手ですぅ……」4年前の試験のことを思い出したのか、なぜか涙目になりつつ頭を抱える相ちゃん。「ふ、フラフープ……あううう」
「お、思い出しちゃ、だ、だめよ相子っ! そ、それに、フラフープより、身体測定のほうが……」
「うわーん。身体測定ランキングは、い、嫌ですうう」
身体測定ランキング? 初めて聞くワードに俺はいろんな所が敏感に反応。「なにそれ。フラフープはチラと聞いたことあるけど、身体測定もしてるの? それ、俺、すごい初耳。エロくね? エロくね? うは。そかそか。身体測定が心配なら、今から俺がみいちゃんの身体測定しようか? うへへへ」
もちろん、俺の顔にはがきが刺さったのは言うまでもない。
2006-03-21
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1 : Diary Date : 2006-01-01
村田みい Mii Murata
相子とあたしとアイツ。あたしたちは、屋敷の外にたまたま来ていたラーメン屋の屋台にて、年越しそばを食べている。相子を真ん中に座らせて。
ずるるるる。
しきりに「お、お外で食べるおそばはとってもとってもおいしいですー。わぁー」とはしゃいでいる相子。「屋台でのおそばは、は、初体験ですぅ」とさっきまで顔を真っ赤にしつつも、しきりに言ってたところを考えると、たぶんそういうことなんだろう。かわゆい。
「普段はラーメン屋やってるんだけど、今日だけはそばもやってるっていう具合ですわ! お嬢ちゃんにおいしいって言ってもらえて、おじさん、すごくうれしい」屋台のおじさん、すごくにこにこ。「お嬢ちゃんだけ、今日はタダでいい。うん」
「わあーっ。ありがとうございますぅ」ぺこんとお辞儀する相子におじさんはテレまくり。「あ、あたしもタダにしてほしい」としきりに思いつつ、あたしは、おじさんを見るけれど、だめだった。ちぇっ。
「親父ぃー。熱燗ひとつ追加ねー。うへへ」アイツはしきりにお酒を飲んでいる。だいぶ酔っ払ってるみたい。
そのせいか「相ちゃんはあれだ。おっきくなるために、いっぱい食べなー。タダらしいし! いろんなところを大きくね! うは!」とセクハラを相子にまでしている。ったく。酔っ払うとすぐこれだ。この男は、相子に散々絡んでおきながら、酔いがさめると「あ、相ちゃんー。ご、ごめん。ごめんよおお」と後悔するくせに。まったく。男は本当にばかだ。
「あっ、あうう。ひ、ひどいですぅ。ぐすん」目に涙をいっぱい貯めつつも、相子は「い、いっぱい食べるですー」とそばを食べる。なんとなく、相子が給食を残したせいで、先生に居残りさせられてる子みたいに見えて、ムカムカ。「相子。気にしなくていいからね。ちょっと席変わってくれる?」そう言い、あたしは立ち上がって、アイツと相子の間に割り込む。
「お。みいちゃん、俺の横で酌をしてくれ――」アイツの顔に、ぐーパンチを決める。「ギャー」それと同時に遠くから鐘の音が聞こえる。
ゴーン。
幸先がいいかも、って思った。
2006-03-17
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1 : Diary Date : 2005-12-30
佐藤裕子 Yu-ko Sato-
「はいもしもし、『アネモネベーカリー』でございますー」
「お疲れ様です。ええと田中です」
「あっ。耕介? 注文? 何がいるのか言ってくれる?」
「うん。バゲットひとつと、あんドーナッツをひとつお願いしますね」
「わ、わかったわ。ちょっと時間かかるかもしれないけど、いい?」
「はい。待ってます。車に気をつけてくださいね」
「う、うん。ありがと。待っててね」
「はい。ではでは、失礼します」
カチャリとあたしは受話器を置いて、レジ奥の、スタッフルームにいる店長の所へ向かうことにする。レジ変わってもらわなきゃ。
たったったったっ。ばーん! つい、いつものように勢いよく扉を開けると、こたつの中の店長は、こたつと共に漫画みたいに飛び上がって「何なに!? ど、どうしたの! 奴が来たの?! イエテイ!? スガオ君?! エロテロリストでもなんでもかかって来なさい!! やーん! 負けないわんっ! わたしの美貌に任せなさい! キュピーン。ウイーゲッチュー」そんな感じで、持ってる湯飲みをあたしに突き出す店長。目に入らぬか、みたいに。
いつものオネエ言葉と、見慣れたいつもの店長の動きなのに、あたしはいつもたじろぐ。ぐ。ぐ。
「い、いえ、エロテロリストとかは来てないっス」店長のオネエ言葉のせいか、つい店長と話すときは、あたしはつい男っぽい口調になる。「ええと、隣の耕介から電話がありまして――」
「んまああああ。佐藤ちゃんの大好きな田中君ね! イヤアアアーン。ラブ! ト・キ・メ・キ☆」持ってる湯飲みをドリフのバケツをぐるぐる回す奴みたいに、ぐるぐる回す店長。今日も髭剃りに失敗したのか、顔中に張ってあるバンソウコーが喋るたびにぱらぱら落ちてゆく。
「ん。わかってるわ。レジね。任せなさい。すぐ行くわ。佐藤ちゃん、がんばってくるのよー」「……は、はい。行って来るっス」あたしはお辞儀をして、部屋をあとにする。いつも気を利かしてくれる店長に、感謝。
:)
あたしは急いで言われたパンを紙袋につめる。あっ。そういえば、今はお昼時だから、きっと耕介の注文……かな? そう思って、缶詰とジャムも一緒に入れる。うん。あたしの好きなイチゴジャムも、い、一応ね。
もしかして、2人っきりかな。って思うと、だんだんと胸がくるしくなる。
深呼吸。すーはーすーはー。ショーウインドウの反射を鏡代わりにして、あたしはぱっぱっと身だしなみを整える。セーラー服の上にエプロンって、変かな。部活帰り、すぐにバイト入れなきゃよかった。やっぱり着替えてから持っていったほうがいいのかな。ううん。うーん。もういいっ。
あたしは『アネモネベーカリー』を出た。
2006-03-15
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1 : Diary Date : 2005-12-31
村田みい Mii Murata
「働けどはたらけど、我が暮らし楽にならざり。じっと手を見る……か」
「……で。どうしてあたしの手を見るんだ。手を」
あたしはさっとアイツの手を振り払って「ったく、バカじゃないの? 変態!」グーで、あたしはアイツの頬をぐりぐり。
「痛いいたいよ。でも、ちょっと快感な俺は変態なのか、うははは」
:)
あたしがくつろぎルームのソファーでくつろいでたら、部屋にアイツも入ってきてこれだから、本当に勘弁してほしい。
「やー。みいちゃん。お仕事お疲れさまーん。お。足を組んで、片手で本を読むなんて、なんだか知的セクシーだな! うへへ。ちょっとエロス。横座ってもいいよね、うん。横座る」もちろんあたしは無言っていう具合。
そしたら、突然あたしの手を取ってこれだから。はー。深いため息。
「痛いいたいよ。でも、ちょっと快感な俺は変態なのか、うははは」
「本当にアンタってバカ。デリカシーとか思わないわけ?」
「デリカシーはないが、俺は手相にはちょっと詳しいぞ。でさでさ」
「意味がわかんない!」
「まあ、それはいつものことだ。そんなことより、みいちゃんはあれだぞ。20歳前後で結婚するぞ」
え? け、結婚? 不思議とその言葉がきらめいて聞こえた気がして、つい「ど、どういうことよ」と聞いてしまった。
「お。結婚に興味津々というわけだな! うははは。みいちゃんも乙女だなあ。俺にはわかってたけど。うん」
「……ど、どこでそういうことがわかるのよ」つい聞いてしまう。ほんとに、つい。
「んーと、手相のね、かくかくしかじかで、こう。それでわかるみたいな!」
「へえええ」つい感心するあたし。「相子のもわかったりするの?」聞いてみる。
「うん。わかるわかるよー。オフコースなりよ」
2006-03-10
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2 : Diary Date : 2005-12-30
塩谷シュガー Sugar Shiotani
時間が空いたので、俺は行きつけの喫茶店へ。ファミレス以外にも、俺の居場所はあるのだ。うはは。ちょっとナウいぜ。
カランカラン。行きつけの喫茶店『喫茶タベゴニア』に入ると、いつものように「いらっしゃいませ」カウンターの中から田中耕介の声。
俺はいつものカウンター席に座り「田中君や。んーと、コーヒーとバゲットひとつと、あんドーナッツひとつね」と注文する。「はい。わかりました。塩谷さん。少しお待ちください」と、早速店内の黒電話で、隣のパン屋『アネモネベーカリー』へと電話をする田中。
「お疲れ様です。ええと田中です。うん。バゲットひとつと、あんドーナッツをひとつお願いしますね。はい。待ってます。車に気をつけてくださいね。はい。ではでは、失礼します」
この喫茶店と隣のパン屋は田中君の親父が経営しているらしく、俺はカウンター席に座り「バーボン。ロックで」なんてハードボイルド小説みたいな感じで隣のパン屋へとパンも注文することもできるのである。うはは。世間はイット革命ってか。
:)
田中からおしぼりをもらい、しばらく顔を拭いているとカランカランとカウベルの音。振り向くと紙袋を両手でもってる裕子ちゃん。薄茶色の紙袋の中から、バゲットが2本ほど少しだけでている。「あ、あれ? 塩谷さんは今日お暇なんですか?」裕子ちゃんはしげしげと俺を見る。「変なの。執事なのに」
「ちょ……ひでえなあ。裕子ちゃんは。うははは。ひどいから田中は振り向いてくれないんじゃないか? ん? ん?」
入り口から、裕子ちゃんはコーヒーを入れている田中の顔色をチラチラと伺いつつ、たったったと俺の横にやってきて、座る。そして耳元で「べべべべ別にひどくなんかないです! そそそそ、それに、変なことは言わないでください! あた、あたしたちは別にそんなんじゃないです」
動揺しつつも、紙袋からカウンターの上に、缶詰やらジャム、バゲットにあんドーナッツをいろいろ取り出してく佐藤ちゃん。
「へえー」にやりとする俺を見て、裕子ちゃんはさらに動揺したらしく、田中に向かって「あ、あんたを、ふふふ、振り向かせようなんて、したことないんだからね! ば、ばかじゃないの!」
「え? え? ど、どうかしました? 佐藤さん?」呼ばれて、ぱっと振り向いた田中に俺は大爆笑。「裕子ちゃんもやるなあ。振り向かせちゃったよ。うはははは」
「ばっ……ばかっ!」顔を真っ赤にさせて、どうしたらいいのかわからなくなったのだろう。田中君になんでもないわよ! とジェスチャーしつつ、店内から出て行く裕子ちゃん。
え? え? と状況がつかめてない田中を見つつ、俺はコーヒーをもらい、あんドーナッツを口にした。ごくり。ぱくり。ンマーイ。
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1 : Diary Date : 2006-01-12
大川 Ookawa
悪い魔女にだまされて眠らされたお姫様は、王子様のキスがくるまで、ずっと眠っている。美しいまま、時を止めたまま。
:)
王子様のキスという証がないまま、大人になるなんて、恥ずかしい。大人になる日なんて、来るもんですか。そんなことなら、魔女にだまされて、王子様のキスがないと目が覚めないくらい、眠り続けてやるわ。
若いまま、ずっと。ずっと。ずっと。
2006-03-05
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1 : Diary Date : 2005-12-30
村田みい Mii Murata
明日で1年が終わっちゃうんだなぁと思いながら、買い物帰りにこっそり買ったばかりのコロッケをぱくり。あむあむ。食べ歩きは行儀が悪いけれど、アツアツのコロッケが悪いのだ。食べなきゃいけない気持ちにさせるから。
んっ。おいしい。ぱくぱく。
いろいろ考えてて、太っちゃうかな、なんて考えてる自分が、少しだけ相子みたいに思えて、照れてしまうあたし。ううん、だめだめ、あたしっぽくない。相子みたいにかわいくないもの。あたしもかわいくなれたらいいなー。なんちゃって! へへ。
不思議とはや歩きになる。変なの。
2006-03-04
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2 : Diary Date : 2006-01-10
石橋 Ishibashi
わたしはあなたが思ってるほどやさしくないから。
あなたが思っているわたしと本当のわたしは違うの。絶対に。
あなたが思っているわたしは、ほんの一部でしかないの。
あなたは、わたしのすべてを知ってるの?
:)
あなたは、わたしがいろんな男と付き合ってるってこと、知ってる?
あなたは、その中のひとりにしか過ぎないってこと、知ってる?
あなたは、わたしが人妻だってこと、知ってる?
あなたは、わたしが妊娠しているってこと、知ってる?
あなたは、わたしのお腹の子が、あなたの子だってこと、知ってる?
あなたは、わたしがあなたを愛していないこと、知ってる?
:)
あなたは、わたしのすべてを知ってるの?
うん。知らないよね。あなたは、何も知らない。
知らないのに、知っている気になってるだけ。
本当のわたしは、あなたが思ってるほど甘くない。
結局ね、わたしが言いたいのは、そういうの、すべてをひっくるめて、
世の中は甘くないってこと。思い通りにはならないってこと。
それを肝に銘じておきなさいよってこと。
:)
……あは、ごめん、ちょっと真剣な顔で言っちゃった。
全部冗談だから、安心して。
ね。
びっくりした?
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1 : Diary Date : 2006-01-10
早川 Hayakawa
男と女がだめになるときは、どちらかが自信をなくした時らしいとどこかの本で読んだ気がする。
その自信っていうのは、相手が自分を無条件に愛してくれている、自分は無条件に愛されているという自信。
僕はそのとおりだなあと思う。それと同時に、そんな自信は絶対に存在しないともわかっている。そんな自信は幻想に過ぎないし、絶対にありえない。妄想に過ぎない。
僕は今のところ、女の子とだめになったこともないし、そもそもそういう関係になったことすらない。未だに好きとか嫌いとか、そういうのもはっきりとわからない。
なのに、僕は無条件に愛されたいと望む。そういう自信がほしいと強く望む。とにかく誰かに愛されたいと強く望む。それが、どういうものかもわかっていないのにもかかわらず。
愛されたいと望むけれど、愛してもらいたい特定の女の子はいない。ただ、漠然と愛してほしいと思う。ただ誰かに強く抱きしめてほしいと思う。
こう思う僕は、きっと頭がおかしいんだろうと思う。
昔、そういうよくわからない気持ちがあるっていうことを、人に認識してもらおうと思った時期もあった。けれど、僕はあまり頭がよくないため、人にうまく説明できなかった。伝わったかどうかもわからない。
僕はそういう気持ちを理解してくれとは思わない。押し付けはしてはならないと思っている。ただ、僕がしたかったのは、そういう気持ちがそういう風に「ある」んだなと認識してくれればと思っていただけなんだ。
これも押し付けといえば、押し付けだと思うし、矛盾じゃねえか、ってのもわかる。僕自身矛盾したことを言っている気がしてるし。だけど、これが事実だからしょうがないって気がする。
でも、そういうものが「ある」とわかって欲しかった。
:)
長々と書いたけれど、結局なにがいいたいのかうまくまとまってなくて、ごめんね。言いたいことの断片はいろいろちりばめてあるけれど、うまくまとめることができなかった。いつかうまくまとめれるときがくると思う。そのときはたぶん、僕は大人になってる。
いつの日か、そんな日がくるといいなと思う。
2006-03-02
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2 : Diary Date : 2006-01-08
山田相子 Aiko Yamada / Watakushi
とっても寒いときにだけ、私、ホッカイロさんを使ってたりしてますぅ。えと、エプロンの秘密のポッケにこっそり入れて(普段はお買い物リストとかを入れてるのですぅ。あときゃ、キャンデーとかっ(あわわっ))、あったかぬくぬくしてますー。
冷たくなりそうになったら、一生懸命しゃかしゃかするのですっ。しゃかしゃかー。楽しいですぅ。えへへ(赤面)。
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1 : Diary Date : 2006-01-09
藤野 Fujino
彼女は僕のパソコンでインターネットをしながら「どうして、幸せは、皆に均等に与えられないのかしら」一人ぼやく。
僕はなんとなく「まあ、世の中は複雑ですから」と言いつつ、台所で牛乳をコップに注ぐ。「牛乳飲む?」
「ううん。いい。牛乳飲んで、これ以上大きくなっても困るしね」え? と彼女の顔を見ると、にやにやしているのがわかる。
大きく、大きくなる? 何が? 僕はいろいろ想像してしまい、くらくら。遠い世界に一人飛んでいってしまい、気絶しそうになる。髪はボサボサ。パジャマ姿で僕は何を考えてるいるんだ。危ない。いかんいかん。首の後ろをトントンとたたく。
「んー……ネット面白い?」僕はピンク色の世界から戻るために、話題を変える。腰に手を当て、牛乳を片手に「何してるのかわからないけど」
「えーっと……。サイト更新、かな」初耳。ほー。
「どんなサイト? 今流行のブログみたいなもの?」ごくごく。
「ううん。昔のホームページみたいなサイト」彼女は長い黒髪をきゅっと後ろにさりげなくまとめながら、ディスプレイをじっと見ている。「まだ、あなたには教えられないけれど」
ちぇっ。教えてくれればいいのに、なんて思いつつも、「まだ」っていうことだから、そういうことは言わないことにする。
「教えてくれるのを楽しみにしてる」
「うん。楽しみにしてて」









