DOWN

2006-01-08

2

2 : Diary Date : 2006-01-08

中西 Nakanishi

 シャワーを浴びていると、ふとツキノさんのことを思い出した。

 ぼくとツキノさんの関係は、幼馴染的関係ほどでないけれど(一緒に学校へ行き帰りすることもなかった)、そんな風な関係だったと思う。ただ、お互いにとても幼かったから(いや、少なくともぼくは幼かった)、そこにはラブロマンス的なことなんて起きたことはなかったし、エロゲみたいなことは起きたことはなかった。ぼくはそのとき、社会知らずなやつだったし、そして同時に臆病で、行動に移すということができるような人間ではなかったから。今でも臆病だけれど。

 たぶんぼくらが小学校の中、高学年あたりになったときだろうか。その頃には、よくあることなんだけれど、女の子と一緒にいると冷やかしを受けるということが普通に起きはじめてた。そのため、ぼくはツキノさんと距離をとるようになっていったし、ツキノさんもまた距離をとった。今考えるに、どうしてぼくはああいうことをしたのかと思う。

:)

 そういう具合で、中学のときも話しかけるということはなかった(何かのときに、少しは話をした気はするけど、何を話したかは記憶にない)。中学のときに、ぼくは引越しをした(同じ街内だけれど、ツキノさんの住んでいるところから、遠くに住むことになった)。高校も一緒になったが、高校のときも話すことはなかった。まあ、このことはツキノさんだけっていうことではなくて、女の子と話すっていう行為自体に、ある種の恐怖みたいなものを小学校以来感じていて、女の子と話すということが苦手になっていたっていうのもある(冷やかされるっていうことが怖かった。吊るし上げられるのが怖かった。のけ者にされるのが怖かった。陰口を言われるのが怖かった)。

 高校のとき、友達からツキノさんのことを聞いた。

「あいつ、大学生と付き合っているらしいぜ」

 ほーほー、まあ、そういうこともあるだろうね。高校生だし。

「ツキノっていうの? あれに俺のさ後輩が告白したらしいよ」

 ほーほー、まあ、そういうこともあるだろうね。高校生だし。

「なんかさ、後輩が告白したらさ、彼氏がいるから付き合えないけど、セフレにならいいよ? みたいなことを言われたらしいよ」

 へ。

「なんかスゲエよなあ、あと真夜中にさ、男と待ち合わせしているのを見たってさ、それはさ、例の大学生でさ、なんかさ、小学生のときからの付き合いなんだってさ。スゲエよなあ」

:)

 ぼくは正直、信じられなかった。あのツキノさんが? あのツキノさんが?

 それを聞いたとき、しばらくの間、混乱していた。ものすごく気分が悪くなっていた。理解できなかった。ぼくの中にあった、昔のツキノさんとの綺麗な思い出みたいなものが、なんだか一瞬で壊された。汚された気がした。きっと、友達は間違ったことを言っているに違いない。友達の友達の話みたいな話なんて信用できない、でも、でも、セフレ、セフレ、セフレ。思考停止。そして怒り。漠然とした、何かに対する怒りみたいなものがでてきた。静かに怒った。友達の話を聞きつつ、静かに怒った。

 結局、今だから言えるけど、ぼくはツキノさんが好きだったんだと思う。そして、勝手に、自分のココロのどこかに、ツキノさんのイメージを固定して、閉じ込めていたんだろうと思う。で、そのイメージをよくわからないけれど、壊された感じがして、一人怒っていたんだろうと思う。

 そして、今、悔やむ。漠然とした、なにかに悔やむ。シャワーを止める。

 ぼくは、静かに泣く。

  • udenuki
  • drwhoo
  • neitya-maid!
  • korgds10

お屋敷で働くメイド「山田相子」が、自分のサイトや自分のお気に入りサイトからRSSを取得し、最新記事順に並び替えて更新しています。

1

1 : Diary Date : 2006-01-08

坂下 Sakashita

 あたしを月に連れてって! という気分になるくらい、今日は丸い満月。なんとなく、本当にうさぎさんがいるんじゃないかって思うくらい、とても、とても、きれい。

:)

 月を見ていると、思う。あたしは頭も良くない、勉強もできない、運動もできない、顔も良くない、背も高くない、それに……。結局、あたしは何もできない、何もないのかな。そう思う。そして、とても悲しくなる。思うのが怖くなって、そっと目をつぶる。考えるのをやめようとする。でも、すぐにまた考えてしまう。

 どうして、あたしは人と同じことができないのかな。

:)

 暗闇の中で、そうやって考え始めると、どうして、どうして、どうしての無限ループが始まる。そしてまた、悲しくなる。

 逃げ出せば? そんな言葉をあたしはあたしにささやく。

 逃げ出せばいいじゃん。なるようになるんじゃない? その言葉はとてもやさしく聞こえる。

 そう聞こえる。ただ聞こえるだけ。

 もういいじゃん。逃げようよ。こんな世界なんてうんざりじゃん? そしてあたしはあたしに向かってスマイルする。とてもいいスマイルに見える。

 そう、見える。ただ見えるだけ。

 あたしには、このあたしが言っていることは間違っているとわかっている。でも、どうして間違っているのかはわからない。だから、あたしはなにも言わない、言い返さない。ただあたしがあたしに一方的に喋っているだけ。言葉を出しているだけ。その言葉は、あたしには、なぜか、とても心地がよい。間違っているのに、どうして。

:)

 目を開ける。ふっと息をつく。そこにはまだきれいな満月がある。

:)

 昔の人は、月には人を狂わせる力があると思っていたらしい。あたしはそのことを思い出す。ああ、狂わされちゃったのかな、あたし。

 一人くすくすと笑う。肩の力が抜ける。なんだかなぁって思う。そして眠気。

 今日もがんばらなきゃ。おやすみなさい。

2006-01-04

1

1 : Diary Date : 2006-01-04

山田相子 Aiko Yamada / Watakushi

 おもちを焼く前に、いつも包丁さんで十字に切込みを入れて、そこからぷくーってならないかなぁって思って、いつもやってるのですけど……。ううっ。い、いつも切込みのとことは無関係なところから、ぷわーって膨らんじゃいますううう。す、素直じゃないっ(ぷくー)。

:)

 ま、負けないですぅ(涙目)。

2006-01-03

1

1 : Diary Date : 2006-01-03

山田相子 Aiko Yamada / Watakushi

えへへ、えと今日、初詣に行ってきましたっ。わー。

ほ、ほんとは一月一日に行きたかったのですけど、きっとお人がいーっぱいいて、しっちゃかめっちゃかに、ぐるぐるもみくちゃーってなっちゃうかもしれないって思ったら、なんだか怖くなってしまって……。がくがくぶるぶるっ。

それで、今日にしたのでしたー。とっても空いてて、ゆっくりのんびりお参りできましたー。えいっ。ちゃりーん。がらりんがらりんっ。ぱしっぱしっ。……(おいのり中)。

ばっちりお祈りしましたー。な、何をお祈りしたのかはひ、秘密ですー。あわわっ(てれっ)。

:)

その後おみくじを引きましたっ。いつも、小吉とか末吉ばかりなので、中吉だったらいいなぁって思って広げてみたら、大吉でびっくりっ。あわわわわわわわ。

なぜか、ぱっと「待人」のところが見えてしまって「来る つれがある」と書いてあって、ドキドキしちゃったですう。あ、あうー……(うっとり)。あと、「恋愛」のところに「誠意を尽くせ」って書いてありましたっ。

:)

こ、今年は去年よりも、ずーっとずーっと、いっぱいいっぱい頑張るですぅっ。も、もちろん、いろんなことをですけどっ(赤面)。

が、頑張るですっ。

2006-01-01

1

1 : Diary Date : 2006-01-01

山田相子 Aiko Yamada / Watakushi

あけましておめでとうございますー。今年もよろしく願いしますっ。ぺこっ。

あんまりドジとかしないように、頑張るですぅ。えへへ(赤面)。

今日はいろんな人がいーっぱいお家に来て、しっちゃかめっちゃかでしたっ。あわわっ。

:)

お正月は大忙しですー。てんてこまいっ。お友達と一緒にがんばってお仕事しましたー。

まだ頑張らなきゃっ(ぐっ)。

UP